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パワータップ製品レビュー: ホイールバッグ


乗り合わせでレースに出向く際、自分以外の人が機材の積み下ろしをすることが当たり前にあります。パワータップのホイールバッグは軍隊の防弾チョッキなどにも使われるバリスティックナイロン素材を使用。さらに全面パッド入りで、転戦が続くシーズン中も精密機器であるパワータップをしっかり保護します。

下はパワータップ・ホイールバッグを某大手ホイールブランドの実勢価格4,000円台後半のホイールバッグ(以下、某バッグA)との細部比較画像です(どちらの製品もパッド入り)。




まず重量比較。某バッグは466g。パッドの入っていないペラペラの
ホイールバッグよりはやはり重さがあり、しっかりしています。




一方、パワータップのほうは591g。触った感触ではパワータップのほうが
パッドが効いている(=中綿の量が多い)ように感じられ、また、バッグ生地が
しっかりしたバリスティックナイロン製であることからより重量があります。




ジッパー部の縫製仕上げです。左が某バッグ、右がパワータップです。
小さな部分ですが、パワータップはジッパーやジッパーエンドの縫い込みも
二重です。使用を重ねてもここがちぎれたりすることはまずないでしょう。




生地表面の違いです。左が某バッグ、右がパワータップです。
パワータップは耐久性抜群のバリスティックナイロンで、生地の厚みもあり、
かなりしっかりしています。バッグ重量の差はこの生地の違いによるところが
大きいと思われます。




持ち手部分。左が某バッグ、右がパワータップです。
パワータップはバリスティックナイロンに縫い付けてあり、
転戦に次ぐ転戦でも裂けたりする心配はほぼありません。




ジッパー内側。左が某バッグ、右がパワータップ。どちらも水が
入り込みにくいようにフラップが設けられていますが、パワータップのほうが
フラップの幅が広めで、より止水性が高くなっています。




バッグ内側のアクスルエンド部の補強部分。パワータップは直径15cm。




某バッグは直径13cm。素材に関してはどちらもしっかりしたものが
使われており、アクスルエンドがこれを突き抜けることは考えにくいです。




バッグのマチの幅です。パワータップは5cm。




某バッグは2cm弱。




バッグを平置きした場合の直径は某バッグが72cm。




パワータップが71cmです。




どちらのバッグもカセットと700cのタイヤを装着した状態でホイールを
収納できます。パワータップのほうはピッタリサイズ。某バッグのほうは
若干ゆとりがあり、より幅のあるタイヤまで入りそうです。
パワータップは空気を抜けば35cのタイヤを入れてジッパーを閉めることができます。